2013年08月13日

(まちの埋蔵文化人)種も仕掛けも、花も嵐も 池田光恵さん

(まちの埋蔵文化人)種も仕掛けも、花も嵐も 池田光恵さん 【大阪】
     2013年08月07日 大阪 夕刊 夕刊be水曜5面
  http://digital.asahi.com/article_search/detail.html?keyword=%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD&searchcategory=2&from=&to=&MN=default&inf=&sup=&page=1&idx=1&s_idx=1&kijiid=A1001220130807E003-03-001&version=2013081304
     ☆   
いけだみつえ(64歳)


 暗闇の中で突然、色鮮やかな桜の花が舞い、雨が降り、嵐が吹いた。実物でも実写でもない。日本のアニメーションのルーツ「錦影絵」だ。

 光源の電球を入れた「風呂」と呼ばれる木箱に、絵を描いた仕掛けつきのスライド「種板」をセット。和紙のスクリーンの裏側から、音楽や口上に合わせて影絵を映し、物語の世界を繰り広げる。

 江戸時代にオランダから伝わり人気を博すも、昭和に入り映画の発展とともに姿を消した“幻の芸能”だ。その復活に、勤務先の大阪芸術大(大阪府河南町)の学生10人と取り組んでいる。

 「素朴な仕組みなのに、仕掛けや演者の動きで無限の表現ができるんです」

 2004年、学生と「錦影絵池田組」を結成し、復元を始めた。少ない資料をもとに風呂の図面を起こした。耐熱性に優れた桐(きり)材は、たんすを一つ潰したり、そうめんの箱を分解したりして調達。種板の絵は1年がかりで描いた。

 翌年、学内で「番町皿屋敷」を初公演。これを皮切りに演目を増やし、各地で公演やワークショップを重ねてきた。「生来の図工好きです。今は寝ても覚めても新しい話や仕掛けを考えています」。今年10月には日英交流400年記念行事の一つとして英国でも公演する。

 学生は週3日、放課後に2時間みっちり稽古する。緻密(ちみつ)な計算と息のあったチームプレーがバラバラな影絵を物語にまとめる。

 「ちょっとした動きが見る側の想像力をかき立て、一緒に笑ったり泣いたりできる。映像があふれる今、本当にリアルな表現とは何かを体感してほしい」


 ●11日にプレ公演

 英国公演のプレ公演として11日午後1時半から大阪府富田林市中央公民館ホール(同市本町)で上映とワークショップ。錦影絵池田組のホームページ(http://nishiki-kagee.com/)。

 (久保智祥)
     ☆   
文化の掘り起こし・復活・継承ですね。
文化はこういった人々で持っている。
   
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※朝日新聞デジタルが有料化されたのに
 夕刊の連載コラムのアーカイブ化がなくなってしまった。
 有料化してサービス悪化してどないするねん!
連載〈まちの埋蔵文化人〉
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ラベル:埋蔵文化人
posted by 阿部晋造のBAKA殿様 トホホ劇場 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆる記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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