2013年06月30日

(まちの埋蔵文化人)ほれぼれ、消しゴムハンコ 佐藤真希さん

(まちの埋蔵文化人)ほれぼれ、消しゴムハンコ 佐藤真希さん 【大阪】
     2013年06月26日 大阪 夕刊 夕刊be水曜5面
  http://digital.asahi.com/article_search/detail.html?keyword=%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD&searchcategory=2&from=&to=&MN=default&inf=&sup=&page=1&idx=1&s_idx=1&kijiid=A1001220130626E003-03-001&version=2013063002
     ☆   
 手のひらサイズの消しゴムをカッターナイフで1辺2センチほどに切り分けると、印面を黙々と彫り始めた。自宅のレターケースには、数百個の様々なデザインの作品と、数十種類のカラフルなスタンプ台のインクが並ぶ。

 3年ほど前、菓子作りに没頭した。友だちに分けるとき、メッセージカードにハンコを押して華やかさを添えようとしたが、市販のは金がかかる。文房具店に「ハンコ作り用」とうたう手頃な消しゴムを見つけた。トレーシングペーパーで図案を写し、線に沿って彫った。好きな絵柄をいくつも作れた。ハマった。

 マカロンやケーキ、ティーポット、ピアノを弾く女の子など、かわいらしさを追求する。多くの人に作品を見てもらいたくて「スワン座のはんこ手帖(てちょう)」というブログを立ち上げた。反響があり、売り物として大阪・梅田や奈良のカフェに置いてもらった。値札もハンコで作った。

 今年3月に長女を出産し、IT関連の仕事は育休中。同好の士である会社の同僚、田中英里さん(30)の休日に合わせ互いの家を行き交い、より良い作り方の研究に余念がない。

 誰でも簡単に始められるが、始めると奥深さを知る。最初は何度も刃を入れて、細かな彫りカスがたくさん出る。刃さばきは上達するほど大胆になり、いくつかの大きなカスが彫り出されるようになる。

 筆無精だったが、消しゴムハンコを始めて手紙を出すようになった。「友だちに『カワイイでしょう』と自慢できるチャンス。たくさん押して、ドヤ顔で送ってます」


 ●個人教室受け付け

 大阪・梅田の雑貨店「LILA SAYS」と奈良市の「カフェ ビストロ アンソレイユ」で販売中。不定期で個人教室も受け付ける(メールma_ki_05_04@yahoo.co.jp)。

 (伊豆丸展代)

     ☆   
 本当に世の中にはすごい人が埋もれている。
 私は手先が不器用なので、こんなことは絶対にできない。
        
     ☆   
※朝日新聞デジタルが有料化されたのに
 夕刊の連載コラムのアーカイブ化がなくなってしまった。
 有料化してサービス悪化してどないするねん!
連載〈まちの埋蔵文化人〉
  http://digital.asahi.com/article_search/s_list2.html?keyword=%A1%D2%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD%A1%D3&s_title=%CF%A2%BA%DC%A1%D2%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD%A1%D3&rel=1
ラベル:埋蔵文化人
posted by 民主主義者 at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆる記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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