2013年08月30日

(まちの埋蔵文化人)がんばるキノコに首ったけ 和田匠平くん

(まちの埋蔵文化人)がんばるキノコに首ったけ 和田匠平くん 【大阪】
     2013年08月28日 大阪 夕刊 夕刊be水曜5面
  http://digital.asahi.com/article_search/detail.html?keyword=%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD&searchcategory=2&from=&to=&MN=default&inf=&sup=&page=1&idx=1&s_idx=1&kijiid=A1001220130828E003-03-004&version=2013083004     ☆   
 わだしょうへい(11歳)


 小学4年生だった昨年9月、東京であった「日本きのこ学会」の大会に招かれ、「『きのこ』ががんばるすばらしい地球」と題して研究発表した。専門家も認める子供キノコ博士だ。


 母親の貴美子さん(43)によると、1歳の頃から公園に生えているキノコをじっと見つめていた。もちろん本人は覚えていない。最初の記憶は3歳のとき。兵庫県川西市のキャンプ場に家族で遊びに行き、赤いキノコを見た。毒キノコと思い手をつけなかったが、通っていた保育園にあった子供向けのキノコ図鑑を見て「タマゴタケ」と分かった。

 「食べられると書いてあった。採ってくればよかった。悔しかった」

 それから保育園でも家でも、何度も図鑑を読み返して覚えた。小学2年生のとき、愛好家の「兵庫きのこ研究会」の観察会にも参加するようになった。よく行くのは、自宅がある神戸に近い六甲山中の林。すでに2千種近いキノコを観察したが、最近は自然の中のキノコの役割にも注目している。

 「朽ちた木や落ち葉、動物の死体に生えて、森の掃除屋さんの働きをしている。木と共生してお互いが助け合って成長する種類もある。目立たないけど、すごい。そこが好き」

 食べられるキノコは味も確かめる。みそ汁の具にはシモフリシメジ、パスタに入れるならヤマドリタケモドキがお薦め。でもシイタケは香りが苦手という。

 学者になって新種のキノコを発見し、学名をつけることが夢だ。「それには英語の勉強をしなくては」。将来への道筋もしっかり見据えている。


 ●楽しい!ワールド

 これまでの研究成果や観察結果はホームページ「和田匠平の楽しい!きのこワールド!!」(http://syouhei−kinoko.jimdo.com)に詳しく紹介されている。

 (長谷川千尋)
     ☆   
京平じゃなくて匠平。
ビジュアル的には『名探偵コナン』ですね。
“栴檀は双葉より芳し”といいますけど、キノコだとさしずめ“松茸は菌糸より芳し”といったところでしょうか。

    ☆   
※朝日新聞デジタルが有料化されたのに
 夕刊の連載コラムのアーカイブ化がなくなってしまった。
 有料化してサービス悪化してどないするねん!
連載〈まちの埋蔵文化人〉
  http://digital.asahi.com/article_search/s_list2.html?keyword=%A1%D2%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD%A1%D3&s_title=%CF%A2%BA%DC%A1%D2%A4%DE%A4%C1%A4%CE%CB%E4%C2%A2%CA%B8%B2%BD%BF%CD%A1%D3&rel=1
ラベル:埋蔵文化人
posted by 民主主義者 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆる記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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