2014年02月12日

若者に届かぬリベラル 宇野常寛さん、都知事選読み解く

【若者に届かぬリベラル 宇野常寛さん、都知事選読み解く
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「保守派の掲げる「重武装化」や「強気外交」以外の現実的な選択肢を提示することが、リベラルの側にもっと必要だと思う。性急な改憲や重武装化以外の手段を講じた方が、国防に結びつくというアピールが足りていない」

「こうした人々の声を拾う回路がネット保守勢力に集中してしまうことに、僕は強い危惧を覚えます」

「メディア上のポピュリズムではなく、生活に根ざしたネットワークの形成への移行が必要なのではないか。それがインターネットからネット保守以外の政治文化を生み出すための、中長期的な運動のかたちなのだと思います」

共感できる意見。しかし、この方自身が石破茂と仲良く対談本『こんな日本をつくりたい』を出しているのは如何かと?


「リベラル勢力はこうして相手をバカにするだけで」
 ↑実はこの指摘、同じリベラル仲間に対しても当てはまるのではないでしょうか。
 リベラルな方々は、仲間に対して、100%一致を求め過ぎと思います。
 だから少しでも違った意見を言うと、馬鹿にし、批判し、異端審問・異端派狩り・内ゲバに発展します。
 東京都知事選での脱原発派候補の分裂はその典型的なもの。
 ますぞえや極右候補そっちのけで繰り広げられた脱原発派同士の激しいののしり合いは見苦しいことこの上ない悲劇です。
 山の頂点に向かう登山コースは色々あるという違いを認めること。違うコースを歩んでいても同士は同士。
 同士に対して寛容となるところから始めないと支持者を広げるのは難しいのではないでしょうか。


「この状況下で、防衛、外交方針を具体的に打ち出す保守派」
 ↑確かに一見、具体的に見える。しかし彼らの本音が実現されれば恐ろしい軍国主義独裁制である。
 リベラルな側からの「現実的な処方箋」を提案するのは難しいし時間がかかる。
 それができるまでの姑息な時間稼ぎとして、
「本当は怖い保守政治家」というような、保守政治家の正体・保守政治家の政策を実現した社会の恐ろしさを指摘していくというアプローチは意外と有効なのではないだろうか。



 ◆田母神60万票 戦後民主主義からの逃走
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posted by 民主主義者 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 談話室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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