2024年11月17日

民主主義国家からの逃走 極右になびく国民



(百年 未来への歴史)序章・瀬戸際の時代
■中間層の焦燥、極右になびく穏健保守 遠藤乾さん(東京大学教授)

  https://www.asahi.com/articles/DA3S16041553.html

>――今の情勢と戦間期の類似点は何ですか。

 「一つはロシアのウクライナ侵攻のように、現状変更を求める勢力が武力を使って実力行使を始めていること。二つ目は民主主義国家が自滅・自壊し『自由』から逃走していくことだ。戦間期にもドイツはワイマール憲法、日本は大正デモクラシー、イタリアにも19世紀以来の自由主義の伝統があったが、それぞれナチズム、軍国主義、ファシズムに走った。『民主主義の春』のような時期があったが、自ら壊していく過程が現在の情勢と似ている」


>――逆に、戦間期との相違点は何でしょうか。

 「世界秩序を牽引(けんいん)してきたリベラルな超大国・米国で民主主義が傷つき、右傾化が見られることだ。トランプ前大統領は2020年の大統領選の結果を受け入れず、議事堂襲撃を扇動し、数々の罪で起訴された。最高裁は大統領としての行為を免責する判決を下した。戦間期までの超大国・英国でファシズムに賛意を示す勢力はいたが、極右化に至らなかった」


「問題は、ルールを破壊しようとする極右に、本来は抵抗するはずの穏健保守派が、票ほしさになびくことだ。トランプになびく米共和党など、輝かしい歴史を持つ穏健保守が極右におもねる動きが顕著だ。日本でも、外国人が増える中、極右支持層の票欲しさに穏健保守が崩れていく動きが顕在化しないか心配だ」

 




人はなぜ「自由」から逃走するのか (ワニの本) - 仲正昌樹
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posted by 民主主義者 at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 談話室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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